~第10回「埼玉北部失語症友の会」行いました~
平成30年12月22日土曜日
第10回目の「埼玉北部失語症友の会」を行うことができました。
お陰様で、2年目に突入し、節目でもある10回目を行う事が出来ました。
ご利用者様11名
ご家族様9名
言語聴覚士3名
ボランティア4名
合計27名で行うことができました。
プログラムは、
・自己紹介
・昼食(弁当弁)
・レクリエーション(ビンゴ・咀嚼チェックガムの体験)
・歌唱(ジングルベル・赤鼻のトナカイ)
・平成31年4月31日 外出支援:川場田園プラザの昼食決め
※皆さんで一緒の物を食べるのではなく、個別性を尊重し自分で選んで頂きました!
新規のご利用者さんも新たに2組参加して頂き、友の会が活性化されてきています。
回数を重ねるごとに顔見知りになり、ご家族様同士での情報交換・共有の場も徐々に増え、
ご家族様のお悩みも軽減されてきているような気もします。
失語症を発症してからの時期、期間によっても悩みは変わり
色々な体験談を聞くことで、ご家族様も対応の仕方にヒントを見出している様子です。
今回のレクリエーションは”ビンゴ・咀嚼チェックガム”の体験でした。
ビンゴは年齢関係なく、盛り上がる事を再確認出来ました。ご利用者様も数字を復唱することで
表出可能になる事も多く、自身が引いた数字をアナウンス出来ました。
そして、今回ご利用者様及び御家族様全員に体験頂いた「咀嚼チェックガム」。
この、咀嚼チェックガムは読んで字のごとくしっかり噛めているかを確認するガムです。
しっかり噛めていると、ガムの色が緑から赤色に変化します。
色の変化によって咀嚼力を判断します。このガムの良い点は視覚提示されることで
誰にでも簡便に評価できることです。高齢になると手足も衰えますが、
食べる力・飲み込む力も同様に衰えます。
そこで、早期に状態をチェックできることにより予防が可能となります。
言語聴覚士として、失語症の方だけではなく、
構音障害の方や飲み込みが上手くいかない方などへの相談も受けています。
次回は、平成31年2月23日土曜日 本庄総合病院 北病棟1階 多目的ホール
ご興味のある方は、ぜひ参加をお待ちしています。